どうも、さばっちょと申します。
私は、転職エージェントで働く現役転職コンサルタントです。
今回は、転職に関する内容から少し離れ、社会人になったら読むべきおすすめな本を16冊厳選してご紹介します。
私は、仕事柄、経営者含め様々なビジネスマンに会ってきましたが、優秀な方は共通して皆本をたくさん読んでいます。
今回ご紹介する本は、そんな優秀なビジネスマンからおすすめされた本ばかりです。
社会人は学生時代とは異なり、想像以上に大変なこと、苦しいことがたくさんあると思います。
しかし、そんな窮地を救ってくれるのが「本」です。

実際、私は社会人1年目に非常に苦労し、何度も「辞めよう」と心が折れかけた時がありました。しかし、そんな自分を支えてくれたのは紛れもなくここに記載した本たちでした。
私は、良い本との出会いは、今後の人生を左右するといっても過言ではないと考えています。
今回ご紹介する本のいずれかが、皆さまの人生に良い影響を与えるきっかけとなれば幸いです。
ビジネスマンとして大切な「考え方」を身に付けたい人におすすめ
ツイてる
著者の斎藤 一人氏は、「銀座まるかん」の創業者です。1993年から12年連続、長者番付10位以内で、1997年・2003年には納税額日本1位となった凄い経営者です。
また、経営だけでなく多数の本の出版や講演もされており、YouTubeにもたくさん音声動画があるインフルエンサーです。
この「ツイてる」という本は言葉のごとく、どんなときもツイてるという言葉を 発することの重要性が記載されていて、さらに凄いことはツイてると言うことでツイてることが起きてしまうということです。
私はこのツイてるのおかげで社会人で最も苦しかった時期に最高の成果を出し、乗り越えることができました。
斎藤一人さんはとにかく考え方や物事の捉え方が素敵な方ですので、「苦しい状況を乗り越えたい」「ネガティブな気持ちを打破したい」とお考えの方は是非一度読んでみてください。
付属のCDもおすすめですので、是非複数回聞いてもらいたいです。
イノベーションオブライフ
「イノベーションのジレンマ」をはじめ、多数の名著を著した技術経営の大家クレイトン・クリステンセン氏が、これまで自身が教えてきた経営戦略を人生訓に落とし込み語っている一冊です。
かの有名なハーバード大学出身の人ですら、決して皆幸せな人生を歩んでいるわけではないという事実から、「幸せな人生を送るために何が必要なのか」衛星要因、動機付け要因など、わかりやすい言葉を用いて説明してくれています。
私は将来子どもに必ず読ませたい本として考えています。
生き方
京セラ名誉会長の稲盛和夫氏による「何のために生きるのか」について書かれた名作です。
途中に記載されている「人生の方程式=熱意×能力×考え方」は必ず理解しておきたい内容の一つです。
熱意と能力がいかに高くても考え方が悪ければマイナスになってしまうという、逆を言うと考え方がよければそれだけでも十分成功できるという、ビジネスの世界を見事に言い表した方程式です。
変化の早い世の中だからこそ重要性が増している「原理原則」を理解できるおすすめの一冊です。
7つの習慣
スティーブン・R・コヴィー氏のいわずと知れた世界的な名著であり、自己啓発に関連する書籍としては、日本で最も有名であると言っていい本書は、ビジネスマンとして必ず読んでおきたい一冊です。
7つの習慣のいずれもが現代を幸せに生きる上で欠かすことのできない原理原則であり、まさに読む前と読んだ後で人生が変わるくらいの感動があります。
ビジネス書を何から読んだら良いか分からない人がいれば、即答でおすすめしたいと思える、それくらいの名作です。
自分の素質や才能を知りたい人におすすめ
さあ、才能に目覚めよう
人は短所を改善するよりも長所を伸ばすことで成功する可能性が高まります。
そのためにも、自身の資質・才能について深く知りたい、理解したいとお考えの方におすすめの一冊です。
本を購入するとストレングスファインダーという 強みのもと(資質)を調べる診断ツールを1度受けることができるIDを取得できます。
資質は上位5つまで出てきますが、これが驚くほど当たります…。
ちなみに、全世界ですでに 1,400万人以上が受けているそうです。
圧倒的なデータ量からも自らの才能に出会える可能性は高いですよ。
夢を叶える像
私は新卒の就職活動中にこの本に出会い、目先だけではなく、長期的に自分の人生についてどうありたいかを考えることの大切さに気づかことができました。
ストーリー形式で話が進んでいくためスラスラと読み終えることができると思いますので、キャリアを真剣に考えるタイミングに是非とも読んでもらいたい一冊です。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
著者はUSJの立役者として知られる森岡毅さんです。
この著書では、一人の父として就活する長女に対してキャリアとは何かをまとめたものですが、自分の強みが活きる領域で仕事をすることや、将来のビジョンを描くことの大切さについて分かりやすく記載されており、キャリアを考える全ての人に役に立つ内容だと思います。
また、自分が何に長けているのか見分けるための、3つのコンピテンシーについても記載されており、自分のことをよく理解てきておすすめです。
経営者を目指している人におすすめ
ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則
ビジョナリーカンパニー2は「普通の企業・良い企業」がいかにして「偉大な会社」になるのか、時代や業界を超えて共通する『飛躍の法則』をまとめた、言わずと知れた超有名作品です。
私はこの本を読んで、改めて会社を経営する上で、大いなる目的を持つことや、適切な人材を採用することがどれだけ重要であるかを痛感しました。
将来経営に興味がある方は必ず読んでおきたい一冊です。
ちなみに、ビジョナリーカンパニーは他にも似た本がありますが、内容としてはビジョナリーカンパニー2がおすすめですので、これ一冊読んでおけば良いと思います。
ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件
会社を経営する上で欠かすことのできない競争戦略を考える上で、必ず読んでおいて頂きたい超良本です。
競争戦略について、細かく分解しているのですが、その一つひとつが非常に分かりやすく、自分で会社を起こし、競争戦略を考える際、間違いなく使えるツールとなります。
何度も何度も読み返したくなる、そんな本です。
経営者になるためのノート
ユニクロの幹部に向けた門外不出のノートで、著者はユニクロを世界展開するファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏です。
前半は会社の使命感や目指すべき姿など、何のために会社をやっているのかよく考えることが大切であるということが入念に書かれています。
やはり偉大な会社はまず使命感や目的が大切であると伝えることが多いと感じます。
また、「儲けることが大切と儲ければ良いは違う」など、記載されている様々な言葉から、ユニクロがいかに顧客を最優先に考えているかも見えてきます。
後半はマネジメントに関しての記載が多く、部下を指導する立場の方におすすめです。
成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語
著者の神田昌典氏は経営コンサルタントとして活躍されています。
本の中身は、神田氏が様々な企業にコンサルティングする中で見つけた企業経営の中で共通して起こる様々な事例をまとめて記載しています。
特に中小企業やベンチャー企業など、経営者に近い環境で働いているの方にとっては、身近に感じる事例が数多く記載されていると思います。

私はベンチャー企業で働いているのですが、あまりに会社で起きている事象と本に記載されている内容が一致しており、まるですべて見透かされているかのような気持ちになりました。
この本に書かれている事例は恐らくどんなジャンルの企業にも当てはまる共通した内容であるため、今後起業を考えている方にとって知っておくと後々役立つこと間違いなしです。
ウィルゲート 逆境から生まれたチーム
アパートの一室から始まったウィルゲート社が、業界トップクラスのSEOソリューション実績を誇る技術集団に成長するまでを綴ったストーリーです。
一見華やかに見えるウィルゲート社もこれまでの道のりはまさにいばらの道であり、先に紹介した「成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語」にも記載されているような様々な課題が実際に起きています。
特に人材採用が会社にとっていかに大切かが理解できると思います。
自分らしい生き方を追求したい人におすすめな本
ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~
筆者である影山知明さんは、マッキンゼー出身で、東京・西国分寺の有名カフェ「クルミドコーヒー」の店主です。
「『等価交換』ではなく『不等価交換』が、次なる『贈る』行為を導く」
「GIVEから入ることで、心理的健全な負債が生まれ、本当の返報性の原理が働く」という主旨を書かれています。
資本主義のシステムに巻き込まれると理念より手段である売上と利益に走ってしまうという現代の企業に多い事例とは逆行した会社経営をされており、読むだけでとても斬新な考え方に触れることができます。
顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか
カリスマCEO、トニー・シェイが経営する「ザッポス」という靴のネット通販会社の「企業文化戦略」について記載された本です。
ザッポスは、あのアマゾンすら勝てなかった驚異的なカスタマーサービスを誇る会社で、アマゾンに買収された後も独立経営を続けている優良企業です。
ビジョンや文化を軸に経営をするということを、ここまで体現している会社は他にはないと思います。
現代のビジネスマンの多くが理想としている職場環境がザッポスにはあり、将来経営に携わりたい人にも非常におすすめな本です。
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)
「変化の多い時代では、一度論理的な確度から離れて、ビジョンや目的に沿った意思決定する必要がある」
「直感や感性、言い換えれば美意識に基づいた意思決定が必要となる」
という、いわゆるロジカルシンキングの限界や、自分の中のルールに従ってブレずに判断することの大切さについて独特の言い回しで記載された本です。
海外のビジネスエリートがなぜ、MBAではなくアートを学んでいるのか、深く理解できると思います。
サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福
筆者はユヴァル・ノア・ハラリ氏というイスラエル人歴史学者です。
英オクスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して博士号を取得。
今はイスラエルのヘブライ大学で歴史学を教えています。
新しい観点で我々人間が他の生物とは異なりここまで反映することができたかを記載した本です。
「我々は虚構の中で生きている」
など、何気なく生きている現代がどのように作られてきたのか、まさに目から鱗な内容盛りだくさんです。
少し文量は多いのですが、読み始めると内容にドンドン引き込まれていき、一気に読みきることができます。
死ぬまでに是非読んでほしいと思うくらいオススメの一冊です。
まとめ
ここまでお読みいただき有難うございました。
何か一つでも読んでみたい本と出会えていればこれほど嬉しいことはありません。
今後も読んだ本の中で皆様に紹介したいと思えるものがあれば、どんどん追加していきたいと思います。
これからも本から多くを学び、互いにより良い人生にしていきましょう。
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