どうも、さばっちょです。
私は現役の転職コンサルタントで、これまでに約4,000人の転職支援を行ってきました。
今回は転職面接の流れと必ず聞かれる質問について記載しています。
転職活動をはじめる方にとって、おまかな流れをイメージでき、より効果的な転職活動となれば幸いです。
面接開始までの流れ(受付対応・入室マナーなど)

服装と髪型
人は見た目が9割と言われるくらい、話す内容以上に見た目で印象が決める生き物です。
面接官に悪い印象を与えないよう服装と髪型は清潔感があるかどうか、必ず鏡の前で確認することを心がけてください。
必要な持ち物の確認
必要な持ち物を忘れるなどして、企業からの評価を下げないよう訪問前に必ずチェックしましょう。
必要な持ち物は企業毎に異なるため、毎回事前に企業に確認すべきですが、以下項目が揃っていれば基本的に問題ないと思います。
※転職エージェントを利用している場合、多くは事前に必要な持ち物の案内を企業から確認してくれます。
- A4サイズの資料が入るバッグ(ビジネスバッグが望ましい)
- 履歴書・職務経歴書など応募書類(履歴書は手書き&写真直接貼り付けの場合が多い)
- 筆記用具(ペンやメモ帳。面接時にメモを取りたい場合は、事前に面接官に許可を取ること)
- 印鑑(交通費申請があった際に必要となるケースが多い)
- 交通費の領収書(交通費が支給される場合必要ななるため)
時間に余裕を持って到着する
面接開始時刻に遅れることは大きなマイナスとなります。
現地には余裕を持って到着し、面接開始10分前には受付対応を済ませましょう。
※企業から指定があればその時間に従ってください。
やむ終えず遅刻する場合は、企業担当者に必ず電話をして、到着時間を伝えましょう。
※転職エージェントを利用している方は担当コンサルタントにも必ず電話を入れてください。
受付方法
コートなどは入る前に事前にキレイにたたみ、身だしなみを今一度整えてから受付へ向かってください。
受付では以下のように要件を伝えてください。
本日○○時より面接の予定を頂いております、□□と申します。人事担当の△△様にお取り次ぎお願い致します。
入室マナー
キャリア採用の場合は、先に入室して面接官を待つケースがほとんどです。
案内の方に進められた座席にてお待ちください。
尚、席には座っていても失礼になりませんのでご安心ください。
面接の基本的な流れ

どれだけ準備しても緊張してしまうのが面接です。緊張は決して悪いことではないですが、頭が真っ白になるような緊張は避けたいところ。
面接の基本的な流れをイメージして、良い緊張で面接に臨んでください。
質問1:自己紹介
「まず、自己紹介をしてください」と面接の初めに聞かれるケースが多いです。
所要時間としては、1.5分〜2分程度で話すことを心がけてください。
尚、事前に履歴書や職務経歴書を送付しているのにわざわざ面接で自己紹介の質問をする理由は以下2つです。
質問する事項を考えている
面接官は自己紹介で話した内容から質問を進めていくケースが多いです。
よって、自己紹介では職務経歴をすべて話すのではなく、自信のある職務内容だけ話すことを心がけてください。
話し方を見ている
話す内容だけではなく、どのように人とコミュニケーションする人なのか、話し方もじっくりと見ています。
相手が理解しやすい、聞こえやすいテンポや声量で話すことを心がけましょう。
質問2:転職理由について
転職理由は、縁あって入社しても同様の理由で辞めてしまわないか確認するために質問されます。
よって転職理由を考える際には、客観的に聞いて納得性がある内容になっているかどうか必ず確認しておきましょう。
質問3:志望動機について
転職理由に納得感があっても、なぜその企業に入りたいのかが明確でなければ、長期的に活躍してくれる人材と判断が難しくなります。
志望動機を考える際には、「仕事への魅力という軸」「会社への魅力という軸」の2つの軸で分けて考えることがオススメです。
質問4:活かせる経験・知識
キャリア採用は基本的に即戦力採用なので、その企業に対して自らの経験や知識を活かしてどのようなメリットを与えることができるかが重要なポイントとなります。
応募する企業の求人票をしっかりと読み込み、アピールすべきキャリアの棚卸しをしておきましょう。
質問5:逆質問(面接官への質問)
面接では必ず最後に逆質問の時間はあります。
逆質問はその企業に対して志望意欲が高いことを伝える有効な手段となります。
必ず2〜3つは考えておき伝えるようにしましょう。
ちなみに、年収や福利厚生といった条件面ばかり逆質問すると返って逆効果となります。
基本的には会社のことや担当する予定の業務に対して気になることを質問するように心がけてください。
まとめ

転職面接の流れと質問についてまとめましたが、いかがでしょうか。
採用はご縁の要素が強いですが、せっかくのご縁を準備不足でなくすのはもったいないです。
ここに記載した流れをイメージして転職活動を進めてもらえれば幸いです。
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