どうも、さばっちょと申します。
私は未経験で人材紹介に転職し、約4年間で営業、キャリアアドバイザー、マネージャーを経験することができました。
年収も有難いことに前職の約4倍になりました。
私は、この人材紹介の仕事が大好きなのですが、最近は本当の面白みに気付く前に辞めてしまう人が増えており、この現状を少しでも改善するために、仕事の面白みや具体的なアドバイスを記載しています。
今回は、どうすれば求職者にマッチした求人を送れるようになれるのか分からない、悩んでいる方向けに具体的なアドバイスを記載しています。
参考になれば幸いです。
転職理由について、面談のはじめに出てきた内容だけで納得せず、他にもないのか確認して、本音の転職理由を確認する
転職理由は転職における原点です。
すべてはここからスタートします。
転職理由を正確に把握することで、適切なサポートをすることができます。
面談の中で転職理由を聞く順番は、求職者によってケースバイケースですが、大切な事は、信頼関係ができていないときに出てくる転職理由は本音の転職理由ではない可能性が高いということです。
これは、自分に置き換えたら理解できます。
例えば、パワハラなど社内の人間関係で悩んで、悩んで、遂に転職を決めた人がいるとします。
この人が、人材紹介のコンサルタントにいきなり本音の転職理由を伝えることができるでしょうか。
「本音を伝えることで、悪い印象を持たれて、良い求人を紹介してもらえないかも知れない…」という感情がまず働くと思います。
よって、当たり障りのない、聞き心地の良い転職理由しかはじめは出てこないことが多いです。
この感情をしっかり理解して、まずはじめは何でも話して良いという雰囲気を醸成しましょう。
また、はじめに聞いた転職理由だけでなるほど!と納得するのではなく、話を進めながら、
○○がきっかけになったことはないですか?
△△が理由の人も多いですか、ご自身には該当しませんか?
など、具体的に提案もしながら、本音を聞き出すことを大切にしてください。
働き方や会社規模については、具体例を用いながら、何に価値を置いているのか徹底的に確認する
求職者によって様々な希望があり、面談中で一つひとつ内容を確認していくと思います。
その際には、必ず具体例を用いながら確認するようにしてください。
例えば、働き方の場合、
残業は、正直60時間/月などへっちゃらで、何時間しても構わない。それ以上にやりがいのある仕事をガツガツしたい方ですか?
それとも
仕事とプライベートの両立を大切にしたいので、残業を今よりも減らしたいですか?年収や仕事内容以上に落ち着いた就業環境を大切にしたいですか?
など、勤務体系を具体的にイメージ出来るように伝えることで、働き方への希望だけではなく、仕事へのその人の思考性だけでなく、求める社風も連想することが出来ます。
会社の規模の場合、
売上金額や従業員数、上場の有無について気にされている点はありますか?
安定感を求めるため、上場している企業を希望されるとのことですが、○○など非上場の会社でも良い会社はあります。こういった会社も紹介しない方が良いのですか?
会社の規模や人数は特に気にしないとのことですが、人数100名以下で急成長しているようなベンチャー企業でも興味はありますか?
など、具体的に聞きましょう。
会社規模に関しては具体的に考えることが出来ていないケースが多いので、こちらからの提案が一層重要です。丁寧に確認していきましょう。
企業の特徴・社風を具体的に説明し、興味度合いを確認する
希望を聞いて、○○社が合うかと知れないと感じたら、その場で企業の紹介を行いましょう。
具体的に企業の情報や求人内容を語ることで、より希望が希望であるか明確になります。
また、その求人がマッチした案件であれば、コンサルタントへの期待感、信頼感が増していき、「もっと希望を言えば、やってきた経験を伝えれば、良い求人を見つけてくれるかも知れない」という好循環を作り出します。
よって、マッチする感じた企業や求人があれば、躊躇なく語っていきましょう。
ちなみに、最近は、人材紹介の面談において、企業や求人の紹介を全くせず、求職者にデータベースだけ渡して探させるケースが増えているようです。
逆を言うと、ちゃんと企業を伝える努力を怠らなければ、それだけで他の人材紹介会社と違って良いと思ってもらえる可能性が高まります。
企業を語れるコンサルタントになりましょうね。
勤務地は通える範囲なのか、具体的な場所も伝えながら確認する
勤務地は、○○です
はい、分かりました。大丈夫です。
みたいな会話で終わっていることありませんか?
勤務地は、実際に行ってみると、想像以上に乗り換えが多くて不便、周りに何もなくて不便そうなど、不満につながることがあります。
よって、応募の段階から入念にどれくらい時間が掛かるか、周辺環境はどんな感じか語るようにしましょう。
ほんの少し手間暇かけることで、後々の効率に繋がります。
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