どうも、さばっちょです。
私は現役で人材紹介会社で働くコンサルタントです。
私はこれまでに約6年間人材紹介の仕事を経験しており、営業・キャリアアドバイザー・マネージャーの全てを経験しました。
企業は100社以上担当し、10社以上で転職支援実績No. 1を獲得できました。
個人の転職相談は3,000人以上、転職支援実績は300人を超えています。
マネージャーとして、採用活動や多くの新人教育も行ってきました。
そこで気づいたことは、人材紹介会社業界は、成功する人としない人が明確に分かれる業界であるということです。
そこで今回は、人材紹介会社で成功する人の特徴や能力について具体的に記載しています。
「人材紹介会社で活躍する人はどんな人なのか具体的に知りたい」
という方にとって、有益な情報となれば幸いです。
人材紹介というビジネスに対する本質理解力が高い

人材紹介会社で成功している人は、
「人材紹介というビジネスとは何か」「人材紹介の仕事をする人間とは、どうあるべきか」
など、人材紹介ビジネスの本質に対して常に自問自答して考え抜き、自分なりの哲学を持っている人が多いです。
しかも、「本質を考えろ」と言われて考えているのではなく、「本質を考えるのが当たり前だし、顧客にとって誠実」と捉えて考えている人が多いです。
よって、人材紹介会社で成功するには、「仕事の本質を追求したい」と自然と思えるかどうかが非常に大きなポイントです。
「仕事の本質とかいちいち考えるのめんどくさいなぁ…」と感じた人は、人材紹介業界はマッチしていないかも知れません。
人材紹介という仕事は、企業と個人、いずれにとってもその後の人生・ストーリーに大きな影響を与えます。
つまり、企業と個人どちらにとっても本当に良い決断となるかどうか、当事者以上に考え抜かなくてはなりません。
当事者以上に当事者のことを考え続けることは決して容易なことではありません。
毎日頭はフル回転で、精神的に疲れることも多い仕事です。

コンサルタントという響きだけでカッコ良く見えがちですが、実際は泥臭く、体力のいる仕事なんです。
ハードな環境ですが、企業や個人のお役に立ちたい、喜ぶ顔が見たいと思えるから頑張れるのです。
「ライバルに絶対負けたくない」
「目標達成が何よりもモチベーション」
といった方には、人材紹介という仕事は本質的にマッチしていない可能性が高いです。

お金をとにかく稼ぎたいといったアグレッシブな考えの人は、不動産など、もっとインセンティブの多い仕事を選んだ方が幸せになれると思います。
企業に対する営業活動を重視している(個人の転職サポートに思考が寄り過ぎていない)

人材紹介業界に興味を持ってエントリーしてくる人は、
「困っている個人の転職を支援してあげたい」
など、個人の転職サポートがしたいという思考に寄った人が多いです。
もちろん、個人の転職を支援することは大切です。
しかし、個人のサポートではなく、企業の事業発展に貢献するという、企業軸での考えを持っている人の方が間違いなく活躍しています。
なぜ、企業軸で考える人が活躍するのか
まず、我々人材紹介会社は、成功報酬として、採用が決定した際に企業からコンサルタントフィーをもらいます。
つまり、事業を継続するためのお金を支払ってくれるのは企業なのです。
また、企業が採用活動をするからこそ個人は転職ができます。
企業が発展してくれているおかげで転職市場は成り立っているということです。

売り手市場になると「面接を受けてあげる」といった勘違い求職者が増えるため忘れがちですが、企業あっての採用なのです。
最後に…活躍に過去の経歴はほとんど関係ない

人材紹介業界のトップセールスマンは、宝石商や販売員、学校の先生など全く異なる業界から来た人が多いです。
つまり、過去の経歴は全く関係ありません。
人材紹介での活躍に繋がる要素は今回記載した「本質理解力」と「企業に対するサポート重視の考え」です。
人材紹介をこれから始めようと考えてある人にとってから大切な観点ですので、少しでも人材紹介業界に興味のある人は必須で確認していただきたいと思います。
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