どうも、さばっちょです。
私は現役で人材紹介会社で転職コンサルタントをしています。
これまで300社以上の人事担当者と仕事をしてきましたが、人事として成功している人には「人事という仕事に対して強い信念を持っている」という共通点があることに気づきました。
そこで今回は、「人事という仕事に求められる働き方・心構え・信念」について記載したいと思います。
「人事の仕事に興味があるが、人事で成功するためには何が大切なのか知りたい」
「実際の人事の業務イメージを知りたい」
など、人事に対する興味・関心をお持ちの方向けに、少しでも参考になればと思います。
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「誰かに教えたい」「指導したい」など、自らの承認欲求を満たす仕事ではない
人事の仕事を希望する人は、研修や教育などを通じて、誰かに教え、感謝されるということに興味を持っている人が非常に多いです。
しかし、実際のところ、本質的に仕事を教えることができるのは人事ではなく、現場社員であり、教えるどころか、教えてもらうことの方が多いのが実情です。
よって、例えば学校の先生のように、上の立場から仕事ができると思っている人は人事の仕事はミスマッチになります。
経営者や社員から日々色々なことを言われながらも、常に社員を立てて仕事ができる、縁の下の力持ちの考えを持てることが、人事で成功する鍵なのです。
人事の仕事に10:0はない。常にギリギリの判断を迫られる

人事の仕事には、10:0で会社や社員にとってメリットになる仕事はありません。
常に、6:4など、ギリギリの選択・判断を迫られることばかりです。
よって、経営者からも、現場の社員からも、事あるごとに色々なことを言われます。
時には心無い言葉もあるでしょう。
しかし、人事にとって各方面から反発を受けることは当たり前であるということを忘れてはなりません。
人事は常に板挟み中で、挫けず、粘り強く会社にとってより良い方向へ導いていく仕事なのです。
経営者・社員のどちらにも考えを寄せてはいけない。常にフラットな立場で仕事をする
人事には、経営者と社員の間に立ち、バランスを取りながら仕事を進めていく役割が求められます。
よって、経営者と社員のどちらにも考えを寄り過ぎてはならず、常にフラットに対応していく必要があります。
例えば、社員が社内環境に悩み連続して欠勤しているとします。
人事として欠勤している社員に対して、何から何まで相談に乗り、自分に心を開いてくれたとしても、満足していてはなりません。それは、ただ自分の承認欲求を満たしているだけです。
社員に寄り添いながらも、経営側の考えも持ち、常にフラットに判断できる状態でいれるかどうかが、人事にとって非常に大切なことなのです。
最後に
人事という仕事は、一般的なイメージよりも、より泥臭い、縁の下の力持ちな仕事であることをご理解いただけたかと思います。
自らの承認欲求を満たす仕事ではない
経営者と社員、どちらにも寄り過ぎず、フラットに対応する
経営者と社員、どちらからも激しい反発を受ける
今回記載した人事として大切な信念を理解してもなお、人事の仕事がしたいと思えるかどうかが、あなたの人事としての適性を見極める上で重要なポイントになるかと思います。
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