どうも、さばっちょです。
私は未経験で人材紹介業界に転職し、約6年間の間で営業、キャリアアドバイザー、マネージャーのすべてを経験し、年収も1000万円を超えることができました。
これまで多人材紹介業界へ転職してきた人を多数見てきたなかで、人材紹介という仕事に向いている人、向いていない人について自分自身の考えをまとめてみました。
「人材紹介の仕事に興味があるけど、自分に向いているのかわからない」
とお悩みの方はいるのでは無いでしょうか。
そういった方の少しでも参考になれば幸いです。
様々な企業やビジネスについて学ぶことが好きな人
人材紹介の仕事は、企業から求人をもらうことでビジネスがスタートします。
そして、その企業を求職者に紹介していく仕事ですので、企業を1社1社入念に調べ、ビジネス構造・仕組みも理解していく必要があります。
これは一見簡単そうに見えますが、常々ネット上から企業に関係するあらゆる情報を探したり、何度も企業に訪問したりすることでやっと身についていくことなので、案外根気がいります。
日々コツコツと積み上げていく努力が好きな人には良いのですが、こればかりは正直向き不向きはあると思います。
できれば人材紹介の仕事をはじめる前に
企業やビジネスの仕組みについてコツコツと学ぶことに興味・関心があるかどうか
自分自身に問いかけておくと良いでしょう。
自ら目標を設定し、達成に向けてコツコツと努力できる人
人材紹介の仕事は、どの会社も一般的に労働集約型ビジネスといわれ、正直かなり忙しくしています。
よって、教えてくれる人は社内にいるかも知れませんが、皆忙しいため、一から十まですべて教えてくれるような環境はまず無いと考えましょう。
つまり、ありとあらゆる場面で、自ら目標を設定し行動することが必要となります。
目標の設定方法や具体的な行動が分からないのであれば、自ら頭を下げて聞きに行くことも求められるでしょう。
誰かに言われるのを待つのでは無く、いかに自ら能動的に動けるかが、成功するかしないかの大きなポイントとなるので、ある程度マニュアル通りに働きたいと考えている人には大変な環境であると思います。
目の前の顧客の役に立ちたいという素直な心を持っている人
とにかく成果を出せ!
目標達成がすべてだ!
など、結果に関する言葉が多く聞こえてくるのが一般的な人材紹介の職場かと思います。
勿論、結果を出すことはとても大切ですが、私はそれ以上に、顧客と真摯に向き合い、役に立ちたいという素直な気持ちが無ければ、人材紹介の仕事を長く続けることはできないと思います。
例えば、成果を出すことを何よりも大切に考えると、求職者に強引な意思決定を迫るなど、転職・採用という非常にセンシティブな状況の中で、どうしても人材紹介会社の都合を優先した行動を取りがちになります。
「いやいや、今までこのやり方で上手くいっているし、顧客と喜んでいるから」
と言う人もいるかも知れません。確かに上手くいっているときは顧客側も思っていたとしてと何も言わないケースが多いため、何も感じないかも知れません。
しかし、例えば景気が悪くなるなど、顧客が離れやすい大きな状況に陥った際に、これまで積もりに積もった不満が吹き出し、契約終了など、その影響をもろに受けることになるでしょう。顧客はわざわざクレームを言ってくれないのです。
それに、成果ばかりを追い求めていると、段々と効率だけを追い求め、マシーンのように働いている自分に嫌気がさしてくると思います。
よって、人材紹介という仕事を長く続けれる人は、目の前の顧客の役に立ちたいという素直な心を持っている人に限ると私は確信しています。
最後に
人材紹介の仕事は、覚えることもやることも多く、正直かなり忙しいですが、その分新しい気づきや発見も多く、飽き性な人には最高の環境かと思います。
生半端な覚悟ではできない仕事であると思いますので、今回記載した内容を基に自分自身に合っているかどうか、一度確認してみてください。
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