どうも、さばっちょです。
私は、20代の頃金融機関から転職エージェント業界に転職しました。
約5年間で、営業、キャリアアドバイザー、マネージャーのすべてを経験し、年収も1000万円を超えることができました。現在、年間60名ほど転職支援をしています。
転職エージェントの仕事において、原点ともいえるのが企業様から求人を頂戴する「営業職」ですが、特に成果に繋がるのが「独占求人獲得」といって、自分だけに求人を発注してもらうことです。
自分以外に誰も求人を知らない時点で、ほぼ100%自分の成果に繋がります。
よって、今回は転職エージェントで実績を上げるためにも重要な「独占求人」の創り方について
記載しています。
「売り上げを上げたい!」と考えている転職コンサルタントの方に、少しでも参考になればと思います。
定期的に企業とコンタクトを取る
企業とのリレーションは、採用を積極的に行っている時だけでは本質的に強固なものにはなりません。
採用が縮小し、年間採用数が少なくなるなど、求人が無いような状態でもコンタクトを積極的に取ることが重要です。
そうすることで、「何かあったらまず相談しよう」と思っていただける関係性が出来てきます。
このような取り組みを徹底しているコンサルタントは実は少ないので、意識して行うだけで大きな差が生まれます。
週に一回は自分の担当企業一覧をみて、「どこにアポイントやコンタクトを取れば良いか」考える癖をつけると良いでしょう。
求人が発生したタイミングでアポイントの設定と求人内容のヒアリングを行う
先方から求人の発生連絡を頂戴した際には、まず最速でアポイントを取得してください。
できる限り前倒しが良く、その日中に行けるとベストです。
また、求人が発生した瞬間に一旦聞ける範囲で求人詳細について情報収集を行うことも心がけてください。
アポに行ってから聞けば良いではなく、その瞬間に聞けることは聞くことで、
事前の準備の質が変わりますし、何よりも自社で独占的に支援することができる求人
なのかどうか見極めることができます。
最速のアポイント設定と聞ける範囲で求人内容をヒアリングすることを徹底してください。
企業へ人材紹介会社を増やすことの客観的なメリットデメリットを伝える
求人内容をしっかり聞いた後、企業に対して、転職エージェントへの発注を増やした方が採用決定見込みが高まるのか否か、素直に伝えましょう。
他えば、「元気のある若い営業」などターゲットとなりえる人材に関して、不明確要素が多い場合や、一人では決め切れないので、とにかく量が必要な求人の場合は、出来るだけ多くの人材紹介会社に依頼する方がメリットがあるかも知れません。
一方で、ターゲットが明確で、企業へ紹介するには見極め要素が多い案件の場合、量より質であるため、信頼の置ける人材紹介会社だけに発注した方が、有象無象な推薦が無く、採用効率が上がると思います。
案件をヒアリングしながら、市況感を含めた提案を心がけましょう。
企業を支援する想いは誰にも負けないと情熱を伝える
「必ず良い方をご推薦するので、私にこの求人を任せて貰えませんか」
など、企業の担当者に、素直に自分の情熱、熱意を伝えることはとても重要です。
採用は、携わる人の情熱度合いが高ければ高いほど接点回数も増え、成功率が高まります。
企業担当者に、これだけ想いをもってやってくれる人はいないはずだ…
と期待を創り出すことができれば採用確率は大幅に上昇します。
必ず良い方をご推薦するので、私にこの求人を任せて貰えませんか
と、臆することなく、素直に伝えてみてください。
社内・社外に対して情報共有、情報発信を徹底的に行う
求人が発生した瞬間に、社内・社外関係なく、その求人にマッチした求職者を担当しているコンサルタント全員に自ら声をかけましょう。
このスピードが速いか遅いかで推薦をもらうことができる確率は大きく異なります。
また、声掛けをする際に、今回の求人を出している企業情報や、求人の詳細情報を一言二言で分かり易く伝えられるよう準備しておくことも重要です。
コンサルタントも数多くある求人の中から、わざわざあなたが紹介して欲しい企業や求人のことを一から学んでくれるほどの余裕はない状態が予想されます。
「〇〇と伝えて口説いてみてください」と具体的な内容を必ず伝えましょう。
推薦した求職者に対しては推薦する理由や転職活動状況など、こまめに情報を共有する
これは今回のケースだけでなく常にすべきことですが、企業に人材を推薦する際には、
「推薦した理由とその求職者の転職活動状況(複数社応募している、他社面接を既に受けているなど)」を伝えるようにしましょう。
それぞれのメリットですが、まず、推薦理由を伝えることで、自らの求人に対する理解力がより明確になります。
転職活動状況に関しては、具体的には、「どういった会社を、何社受けており、どういうフェーズまで進んでいるのか」について企業に伝えることで、企業は早く書類選考結果を出さなければ負けてしまいそうだなど、社内の関係するメンバーを動かし易くなります。
また、上記内容が詳細であればあるほど、あなたの採用を支援したいという情熱や想いが
ストレートに伝わることとなります。
最後に
独占求人は、その名のごとく、独占でご支援できる求人であるため、ライバルがいませんので、必ずあなたが決定までご支援でき、成果に繋げることができる最高の求人です。
また、独占求人を一度ご支援できれば、次回の求人が発生時も独占でご支援できる可能性は非常に高まります。
どんなお客様からも独占で求人をもらえるようなコンサルタントになれるよう精進していきましょう。
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