どうも、さばっちょです。
私は現役の転職コンサルタントとして、これまでに3,000人以上の方と転職相談を行い、年間約60名の転職支援を行っています。
今回はこれまでの転職相談の中で特に多い転職理由の詳細についてまとめてみました。
「他の人がどんな転職理由で転職活動をしているのか知りたい」
「自分の転職理由は、転職理由として成り立つのか知りたい」
など、転職理由について情報が欲しい方に少しでも参考になれば幸いです。
転職理由とは「きっかけ」+「希望」である

まず大前提として、転職理由とは、転職をはじめようと思った「きっかけ」と「希望」の2つで構成されています。
「きっかけ」に関しては、言葉のとおり、ただのきっかけに過ぎず、 人間関係でも環境でも正直何でも構いません。

面接の場で、きっかけだけを伝えて、希望を伝えていない人が多いと感じます。
何かしらのきっかけによって、人生を見つめ直し、「実際、自分は何がしたいのか」「何を改善したいのか」「どうなればもっと日々が充実するのか」など、自分の内側にある本当に大切な部分に近づくことが大切です。
きっかけによって希望が明確となり、はじめて転職理由が出来上がるのです。
転職理由が前向きな理由ではなくても全く落ち込む必要はありません。それはきっかけに過ぎません。
どうか気楽に転職理由を考えてください。
転職理由として多い3つの理由

それでは、本題である転職理由に多い内容に移ります。
ここでは転職理由としていますが、あくまできっかけを記載していきます。(希望は人によって千差万別だからです)
それでは、これまで3,000人と面談をしてきた中で、転職理由として多い内容を順に記載していきたいと思います。
人間関係
「上司がパワハラで社員が次々と辞めていて働き続けることができない」
「全く価値観が合わない上司と今後もずっと働き続けなければならない」
「経営者のワンマン気質が強く、お気に入りにならないと出世できない」
など、人間関係の悩みによって転職活動をはじめるケースは圧倒的に多く、ほぼ全ての転職相談者に人間関係の悩みがあるといっても過言ではありません。

半径5メートル以内の人間関係がすべてともよく言われますよね。私も1社目の転職のきっかけは上司のパワハラでした。
よって、転職理由は人間関係が起点となっても問題なありません。
逆に、人間関係をきっかけに何を求めているのか、内なる声に耳を傾けることが大切です。

人間関係に悩んでいても極限まで我慢し、体調を壊している方も多いです。体調を壊してしまったら転職活動自体できなくなってしまいます。体調を崩すくらいの悩みなら、無理せず環境を変えるべく動きましょう
勤務地(Uターンなど)
「地元に戻りたい」
「新卒入社時は全国転勤でも良かったが、やはり地元で腰を据えて働きたい」
「家族が高齢となり、できる限り家族の近くで働きたい」
など、勤務地が転職理由となるケースは非常に多いです。

特に40代近くの方でご家族の側にいたいという転職理由は非常に多いです。
「勤務地が転職理由なんて素直に言ったらダメなのではないか」
と考える人が多いと思いますが、全く問題ありません。
「なぜその勤務地が良いのか」という理由をはっきりさせておけば、素直に聞き入れてくれる企業は多いです。
一番の転職理由が勤務地なのであれば堂々とその旨伝えましょう。
就業環境(残業時間、待遇面など)
「平日帰りが遅く、土日も出社しており、家族との時間を保てない」
「今後年収UPの見込みが無く、このままでは生活が厳しい」
など、就業環境がきっかけとなる方も多いです。

特に結婚などライフイベント発生時に多いです。
就業環境がきっかけとなる場合は、「具体性を持って伝える」ことを心がけてください。
客観的に見て「それは大変だ…」と思ってもらえなければ企業に納得してもらえません。
尚、自身の就業環境が他の人と比べて良いのか悪いのか分からない多いかと思います。
その場合は、転職エージェントと面談を行い、確認してみることをオススメします。
一般的な平均水準を教えるでしょう。
最後に

転職は昨今当たり前になりつつありますが、メリットもあればリスクも多いです。

何度も転職を繰り返してしまう人も多いのが実情です。
しかし、今回記載したとおり、転職理由を「きっかけ」と「希望」に分けてしっかりと考え抜けば、致命的なミスマッチは必ず防げると思います。
転職理由は転職活動の原点だと思います。
是非色んな力を借りながら考えをまとめていってください。
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