どうも、さばっちょです。
私は、現在転職エージェントで勤務しており、年間60名ほど転職支援をしております。
ほぼ毎日、求職者と面談をしていますが、「転職活動全体にかかる時間を知らずにはじめている人が多い」と感じています。
皆さん、日々忙しい中で、転職活動をするため、どれくらいの時間が必要になるのかは事前に知っておいた方がよいと思います。
よって、今回は転職活動の各フェーズ毎にかかるであろう目安時間を記載しています。
転職活動を進める際、期間を知るための一つの情報として活用頂けますと幸いです。
転職活動にかかる時間〜選考フェーズ〜
応募〜内定まで、早ければ1ヶ月程度
転職活動の場合、面接回数は基本的に2回(時には1回だけのケースも)のため、想像以上に早く進んでいきます。
よって、早ければ求人に応募してから1ヶ月程度で内定を取得することができます。

転職活動はかなり短期戦であるとと考えておいて良いでしょう。
書類選考結果は1週間〜最大でも2週間程度で判明する
書類選考結果は、平均すると求人に応募してから1週間以内には出ることが多いです。
ただし、先に応募した候補者が進んでいる場合や採用部門が忙しくレジュメを確認できていない場合は、書類選考結果がでるまで1週間以上かかる場合もあります。
1週間を超えても書類選考結果が出てこない場合は、応募企業や転職エージェントを活用している場合は担当コンサルタントに状況の確認をすると良いでしょう。
1次面接は、書類選考結果が判明した日から約3日〜10日以内に設定されることが多い
採用に積極的な企業では、採用の成功はスピードにあると認識していることが多く、面接日程の調整はかなり融通をきかせて行われます。
よって、一次面接は書類選考合格の日から、3日〜10日以内で設定されることが基本です。
尚、応募企業との面接日程調整をスピーディに進めることは、応募企業への志望意欲に直結しますので、できる限り企業のペースに合わせて調整しましょう。
最終面接も、1次選考結果が判明した日から約3日〜10日以内に設定されることが多い
最終面接も、一次面接と同様の時間感覚で設定されることが多いです。
また、最終面接は、面接官が、社長や役員といった上層部となる可能性が高く、非常に忙しい中スケジュール調整しているため、一次面接以上に企業の希望に沿った日程調整を心がけましょう。
転職活動にかかる時間〜その他〜
退職交渉期間は、内定受諾の日から1.5ヶ月〜2ヶ月が平均
退職を伝え、引き継ぎを行い、新しい会社に入るまでの期間、つまり退職交渉は、平均1.5ヶ月〜2ヶ月です。

3ヶ月も4ヶ月も入社を待ってくれるような悠長な会社はほとんどありません。
応募から早ければ3ヶ月後には新しい会社に転職している可能性があるということです。
希望の転職時期と大きく相違がないか、必ず確認しておきましょう。
企業からの連絡には、24時間以内に返事をすることがマナー
企業から選考に関する連絡があれば、基本的には24時間以内に返事をするのがマナーです。
例
10/21 午前中に企業から面接の連絡有→10/21中に面接日程調整→10/22 午前中までに企業へ面接日程報告
何の報告もなく24時間を越えると、企業はレスポンスが遅いと感じ、志望意欲が低いと判断される可能性もあります。
スピーディな対応を心がけてください。
履歴書と職務経歴書経歴書の作成は平均して約3時間ほどかかる
履歴書と職務経歴書経歴書の作成時間目安ですが、履歴書約30分、職務経歴書約2時間半程度かかると思っておいてください。比較的時間に余裕のあるタイミングに作成してしまいましょう。
尚、履歴書と職務経歴書は、1週間以内に作成を完了させることを目安にしてください。1週間以上かけても、質はほとんど変わりません。
履歴書や職務経歴書の作成に時間をかけている間に、求人がクローズしたり、ライバルが増える可能性も出てきたりするデメリットが発生しますので、必ず1週間以内に仕上げてしまいましょう。
最後に
転職活動は、基本的に現職で働きながら行うことが多いため、大きな負担となります。
また、転職活動は片手間でできるほど甘いものではありませんので、やるからには自らの時間を最優先に転職活動に費やす覚悟が必要です。逆に、覚悟さえあれば、転職活動はうまくいくことがほとんどです。
ほんの少しの覚悟の違いで大きく結果が変わるということを忘れないでください。
応援しております。
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